
引田の古い町並み×地場産業の手袋
東かがわ市の地場産業「手袋」を、引田の歴史的町並みの中で「アート」として展示しようという試みが「東かがわ手袋ギャラリー」です。
阿部邸倉庫と呼ばれていた建物で、8年程前まで実際に手袋工場として使われていました。
【ギャラリーのご案内】
■昭和の手袋工場
手袋工業として使われた建物の一部を「昭和の手袋工場」として再現しています。
実際に、工場で使われていたポンス(手袋の型抜き道具)や、縫製用のミシンなどを設置し、ここで手袋の型抜き、縫製などの作業の見学もできます(職人が在中のとき)。
■手袋を縫製するミシン台の再現
手袋製造が盛んだった大正時代から昭和初期には、従業員の女性が何十人も並んでミシンを踏んで、手袋を作っていました。その当時のミシン台を再現しています。

■GLOVE GARDEN
■GLOVE FOREST
皮革、布、ニットなど様々な素材の手袋や、手袋を作る素材を使って、四季の庭、森を創りました。「GLOVE GARDEN」のガーデンボックスに敷いている瓦は、香川県伝統工芸氏の神内俊二さんが製作。
「GLOVE FOREST」の木々は、徳島県吉野川市美郷の「(有)希林」が、雑木の皮を1本1本剥いて仕上げたものです。

■GROVE CUBE
手袋の茶室をイメージ。
3×3×2メートルの木組みに和紙を貼り、和紙と和紙の間に入れたあかりが周囲を照らす「光のキューブ」です。
茶室のにじり口のように、少し腰を屈めて入って、小さな空間を楽しんで下さい。中には、東かがわ市で作っている様々な手袋を展示しています。

■jimo mani (オリジナルブランド)
ブランド名の「jimo mani(ジモ・マーニ)」は、地元の「jimo」と、イタリア語で手を意味する「mani」の造語で、「地元の手の技を使って、地元の人の手で作る」という意味を込めています。「もったいない」「捨てない」「動物からの贈り物を最後まで使う」など。リユース、リサイクルを考えた取り組みです。
手袋製造の際に出る端材(皮革、布、レース、ボタンなど)を使い、東かがわ手袋観光振興会と高松在住の「charla(チャルラ)」の若いデザイナー2人(宮崎紗枝さん、松本伊代さん)とのコラボレーションによって生まれたお洒落な小物や雑貨です。

●Making Story
「阿部邸倉庫」の最初の印象は、ほこりと汚れ。
本当に、この倉庫で、手袋をアートに仕掛けられるのか…、
不安な思いでスタート。
天井の梁にたまった半世紀分のほこりや煤を払いながら、
ミシン台の再現やアートの展示に取り組みます。
秋になると「昭和の手袋工場」も
だんだんと形を整えてきました…。
●Project Member
主催:東かがわ市商工会・東かがわ手袋観光振興会
協力:日本手袋工業組合・東かがわ市ニューツーリズム協会
企画・総合プロデュース:JR四国アーキテクツ
コーディネート:LEE PLANNING
施工:岡田建設
東かがわ手袋ギャラリー
住所:〒769-2901香川県東かがわ市引田2161-2
営業時間:11時〜15時30分 (水曜定休)
お問い合せ:TEL0879-23-8557(東かがわ市ニューツーリズム協会)
関連情報
日本手袋工業組合の「香川のてぶくろ」資料展示会もご覧下さい。
場所:日本手袋工業組合 手袋バーチャル資料館
http://www.glove-museum.com/



