手袋
日本一の手袋のまち・東かがわ
1888年(明治21年)に白鳥出身の僧侶・両児舜礼(ふたご・しゅんれい)と三好タケノが大阪でメリヤス製品の手靴といわれた指無し手袋の縫製をはじめました。これを従兄弟の棚次辰吉(たなつぐ・たつきち)が引き継ぎ、大阪における手袋産業の地位を築き上げることに成功しました。
辰吉は1899年(明治32年)、故郷に錦を飾るべく東かがわ市に戻ります。それまで東かがわ市の主要産業だった製塩業に変わり、市内に手袋産業を広めていきます。世界特許を取得した新型ミシンの開発などにも尽力しました。
その後、1914年(大正3年)に勃発した第一次世界大戦で手袋特需がおこり、東かがわに大量の注文が入ることになり家内工業から産業としての礎になったのでした。国内生産量の9割を超える日本一の東かがわの手袋はこうして現在も脈々と引き継がれているのです。
東かがわ手袋ギャラリーや讃州井筒屋敷のてぶくろ工房では、オリジナル手袋作りが体験できます。
オリジナル手袋作り
讃州井筒屋敷にある「てぶくろ工房」では、無地の手袋(ニット又はUV)を選んで、ビーズやレース、ボタン、刺繍など好きな飾りをつけて、世界に一つだけのオリジナル手袋が作れます。日・祝には縫い子さんがお手伝いしてくれるので初心者でも安心です。
料金 | 体験料600円+手袋代(300~1000円) |
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営業時間 | 10-16時 |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は営業) |
TEL | 0879-33-5055(東かがわ手袋ギャラリー) |
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